Vol.6 出産・育児がキャリアロスにならない職場・社会を自分たちでつくるために、両立やキャリアアップに意欲的にチャレンジするママ

Vol.6 山田 真紀子

家族構成:夫、長女4歳、長男2歳

仕事:コールセンターの新人教育

勤務体制:フルタイム


ご主人の転勤に伴い、第一子の育児休暇中に自身も東京から札幌への転勤&復職を経験した真紀子さん。育休中に通信制の大学を卒業し、さらにベビーマッサージとスキンケアの資格を取得、現在はフルタイムで仕事をしながら、仕事と育児の両立やキャリアアップを目指す女性を応援する「Mog!~ママおシゴトがんばって!~」の活動を行っています。そんな向上心溢れる真紀子さんに、これまでの苦労や仕事と家庭の両立への想いについて語って頂きました。


★現在の仕事と働き方、出産前の働き方も教えてください。


コールセンターにて新人教育の仕事をしています。フルタイム勤務で残業も多少はありますが、職場は9割が女性で残業は基本的にはしないという考えの方が多いです。また、教育の本業務のほかに、女性管理者を増やすためのプロジェクトチームにも参画しています。

第一子出産前は東京本社にて約7年、教育関係の仕事でキャリアを積んできました。また、産休前の1年間はダイバーシティ推進の部署にて社内の女性活躍を推進する仕事をしていました。社内外ともに新たなネットワークを築けたことで視野が一気に拡がり、大変尊敬できる女性上司のもと仕事にも大きなやりがいを持って働いていました。


★働くママになってから今までで一番苦労したことは何ですか?


一番の苦労は、本社でのキャリアアップや尊敬できる上司がいるダイバーシティ推進の仕事を諦め、夫とともに札幌へ転勤し復職した時です。仕事だけでなく実家の家族や友人など、大切なものを手放して丸腰のような状態での復職は、想像以上に過酷であまりの孤独感に気が狂いそうでした。

「真紀ちゃんならどこへ行っても大丈夫」と送り出してくださった上司の言葉を心の支えに、札幌での自分の居場所を0から作っていきました。

仕事で心掛けたのは、周囲との信頼関係を築くためにとにかく「休まない」努力をすること。子供が体調不良の時は、市外に住んでいる義父母を呼ぶ、市内在住の夫の叔母に預ける、ベビーシッターに頼む、夫と協力するなど、あらゆる手段で乗り越えてきました。また、「時間に制約があってもこの部署に必要な人」と思ってもらえるよう期待以上の成果を出すことにこだわって仕事をしました。

仕事以外では、2人目の産休に入ってからは人形劇場のボランティアをしたりベビーマッサージ教室を開催するなどし、徐々に札幌の女性達とのネットワークを拡げてきました。

まだ完全には乗り越えていませんが、自分の居場所をつくってきたことで、徐々に乗り越えることができてきたと思うし、札幌に来たからこそできたこともたくさんあるので、今は「あの時に来てよかった」と感じています。


★今仕事は楽しいですか?


楽しいです!ルーチン化した教育プログラムの立て直しをミッションとしていますが、今あるものをもっと良くし、新しいものに変えていくことにやりがいを感じています。実際にチームで試行錯誤して作りだした新しい育成手法での実践結果が数値で出てきた時には、充実感と達成感でいっぱいになります。


★ママになってから仕事に対する考え方や進め方など変わったこと、工夫していることはありますか?


工夫しているのは、時間を無駄にしないために、「どこまでが合格点かを自分で決めない」ことです。例えば資料の作成などの場合、無制限に時間があった出産前はクオリティにこだわることができましたが、今は早めに上司にドラフトを出すことで求められる方向性とクオリティを先に確認するようにしています。

また、他人から何かを「やって!」と頼まれたら即答で「はい!」と言うようになりました。以前は自信がなくて即答できないこともありましたが、せっかく普段の仕事ぶりを評価していただいて、時間の制約がある私にも成長のチャンスをいただけているのに、自分のことを自分で過小評価する必要はないと気付いたからです。色々なセミナーに行ったり本を読むことを通じて、「どんな親の姿を子供に見せたいのか?」という視点で考えるようになり、行動にも変化が生まれてきました。


★育児と仕事の両立で大事だと思うことはどんなことですか?


『「できる」と信じてやる』ことだと思います。また、「出産・育児をキャリアロスにしたくない」という強い想いがあるので、働くのはもちろん自分のため・家族のためでもありますが、同時に社会のため・後輩のため・Mog!のメンバーのためでもあるという使命感を感じています。心が折れそうになった時もそのことを考えると「前に進むしかない!」と思えます。

また、私には「本当に無理」と感じた時に相談できるコーチがいます。悩みを話せるコーチや仲間がいることも大事だと思います。


★今後の目標を教えてください。


仕事では、管理者になることです。ママが働きやすい職場をつくるために、組織を変えられる発言力を持つ立場になりたいと考えています。

またプライベートでは、Mog!で新たな活動をしたいと考えています。具体的には、キャリアアップをしたいママたちが相互研鑽できる勉強会の開催などを検討中です。


★これから職場復帰する方、育児と仕事の両立で悩んでいる方、同じように働くママに向けて、メッセージをお願いします。


子育てをして仕事もすることは簡単なことではないですが、育児と仕事の両立にチャレンジしようと思っていること、チャレンジしていることは、この日本にとって、子供たちの未来にとって本当に価値があることだと思います。だからたとえ誰かが認めてくれなくても、誇りを持って欲しいと思います。

壁にぶつかると自分自身に価値を感じられなくなる時もあると思いますので、同じ気持ちを共感できる人とつながり、励まし合える仲間をつくってほしいです!また、周りに不安を抱えている人や落ち込んでいる人がいたら、是非励ましてあげてほしいです。人への励ましは、巡り巡って自分へも返ってくると思います。

★真紀子さんが主宰する「Mog!~ママおシゴトがんばって!~」は育児も仕事も自分磨きも大事にしたい人を応援するサイト&コミュニティです。育児と仕事を両立するヒントの他、働くママが繋がりあい応援し合えるイベントなども開催しています。是非ご覧くださいませ。FBグループへの参加も歓迎です。


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